シミ取りのリスクと対策

シミを気にする若い女性

シミ取りレーザー治療を検討している方にとって、効果への期待と同じくらい気になるのがリスクではないでしょうか?
みきなクリニックでは、他院で思うような結果が得られなかった患者様のご相談もお受けしています。

安全で効果的な治療を受けるために、シミ取りレーザー治療のリスクについて詳しく解説いたします。

シミ取りレーザー治療の仕組み

レーザー治療は、特定の波長の光を照射してメラニン色素を破壊する仕組みです。
破壊されたメラニンは、肌のターンオーバーとともに徐々に排出されていきます。

当クリニックで使用しているQスイッチルビーレーザーは、「切れ味が良い」という特徴があり、深いシミまでしっかりとアプローチできる治療法です。
ただし、効果が高い分、適切な判断と技術が必要な治療でもあります。

シミ取りレーザー治療のリスクと副作用

一時的な赤みや熱感

鏡で肌をチェックする若い女性

シミの部分は白く反応しその後徐々に濃くかさぶたのようになっていきます。
また周辺組織はほんのり赤くなる場合がございますが数時間で落ち着きます。
痛みに関しては術後熱感を感じる場合がありますが氷冷却などで痛みは軽減されます。

施術中の痛みと対策はこちら

色素沈着や再発

鏡を見て肌を気にする女性

特に注意が必要なのが炎症後色素沈着です。
当クリニックでは、患者様に事前にこのリスクについて詳しくご説明しています。
「Qスイッチルビーレーザーは切れ味が良い分、色素沈着を起こしやすい」という特性を理解していただいた上で、納得して治療を受けていただくことを重視しています。
また、綺麗に取れたシミであっても何年かして再発してくることがあります。

肝斑の悪化

お肌の状態について悩む女性

肝斑があり、そこに重なったシミを治療する場合は 肝斑を刺激してより悪化させてしまうことがあります。
肝斑の状態をしっかり確認して的確な照射が必要になります。

シミ取りレーザー治療の失敗例とその原因

シミが悪化してしまった

お肌にシミがある女性

最も避けたいのが、シミが治療前より濃くなってしまうケースです。
皮膚の薄い方、毛細血管の拡張が見られる方は術後、炎症後色素沈着が強く出る場合があり、ごく稀ではありますが術前よりシミが悪化して感じる事があります。

効果が出なかった

悩む30代女性

シミには様々な種類があり、「表面から奥まで複数の層が重なっている」状態が多くあります。
それぞれのシミの深さや角質の状態などを確認しそのシミに本当にあったレーザーを選択することが必要です。
適切な診断なしに治療を行うと、期待した効果が得られないことがあります。
また、術後の間違ったセルフケアが原因で効果が減少するケースも見られます。

実際に当クリニックでも、施術後、不適切なセルフケアを行ってしまったために、効果が減少してしまったという患者様がいらっしゃいます。

シミの部分が白く抜けてしまった

同じ部分に何度もレーザーを照射したり、強すぎる出力で照射したりすると、色素が失われて白い斑点(白斑)が出ることがあります。
これまでの照射歴や肌の状態を確認したうえで、出力を調整することが大切です。当クリニックでは、他院で治療を受けた部位も含めて施術歴をお伺いしています。

その他の失敗例(費用と期待とのギャップ)

シミ取りの費用をスマホで調べる手元

「1回で完全にシミが消える」と期待していたものの、実際は何度も通院が必要で費用がかさんでしまったり、どのような治療を受けたのか十分な説明がないまま終了してしまったりするケースがあります。

当クリニックでは事前に「シミ取りレーザーでは、1回で6~7割程度の改善が現実的な目標」とお伝えし、治療回数や費用についても具体的にご説明しています。

「失敗したかも」と思ったときの対処法

シミが濃くなったように見える場合

施術後に「シミが濃くなった」「新しいシミができた」と感じても、多くは炎症後色素沈着という一時的な反応です。失敗ではない場合があるため、まずは慌てずに経過を見ましょう。
炎症は半年ほどで落ち着くことが多く、その間は美白外用薬のハイドロキノンや、美白作用のある内服薬を使いながら経過を観察します。保湿と紫外線対策も欠かさず行ってください。半年経っても気になる場合は、クリニックにご相談ください。
色素沈着の経過とケアは「シミ取りレーザー後の経過とダウンタイム」で詳しく解説しています。

強い痛みや腫れがある場合

我慢できないほどの痛みや腫れ、赤みがある場合は、経過を待たずに、すぐに施術を受けたクリニックへご相談ください。

再治療は半年ほど間隔を空けてから

シミ取りレーザーは、機器にもよりますが、次の照射まで半年ほど間隔を空ける必要があります。「失敗したかも」と思っても、すぐに追加で照射することはできません。
その間に経過を確認し、医師と今後の治療計画を相談しておくことが大切です。当クリニックでは、他院で施術を受けた方のご相談もお受けしています。

医師による詳しい事前説明の重要性

当クリニックでは、患者様に安心して治療を受けていただくために、リスクについて時間をかけて詳しくご説明することを重視しています。
医師が直接診察を行い、お一人おひとりの肌の状態や生活習慣について丁寧にお聞きした上で、治療方針をご提案しています。

シミ取りを避けた方が良いケース

レーザー治療に適さないシミの種類

お肌のシミ

肝斑の活動期にレーザー治療を行うと悪化のリスクがあります。
ただし、肝斑があっても非活動期であれば、肝斑を避けながら治療できる場合もあり、適切な診断が重要です。

日焼け直後や肌の状態が悪い場合

日焼けを気にする若い女性

日焼けで炎症を起こしている肌や、肌荒れがある状態では、レーザー治療により症状が悪化する可能性があります。
肌の状態が安定してからの治療をおすすめします。

治療をお控えいただく時期について

落ち込む若い女性

ホルモンバランスの変化により、色素沈着のリスクが高まる可能性があります。
安全性を考慮し、この時期の治療は控えることをおすすめしています。

当クリニックの安心・安全なシミ取りレーザー治療のための取り組み

シミ取りレーザー治療は効果的な治療法ですが、適切な診断と十分な説明、そして患者様の理解が不可欠です。
みきなクリニックでは他のクリニックで取れなかったシミのご相談も積極的にお受けしており、お一人おひとりの肌の状態に合わせた安全で効果的な治療をご提供しています。

気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。
リスクも含めて詳しくご説明し、患者様が納得できる治療プランをご提案いたします。

監修者:院長:東海 玲美

東海 玲美

経歴

1996年藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)医学部 卒業
1996年~大阪市立総合医療センター臨床研修医
1998年~大阪市立総合医療センター臨床研究医
2000年~近畿大学医学部附属病院 助手
2004年~みきなクリニック勤務

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