ファーストピアスは病院で開けるべき?

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2024.09.04ファーストピアスは病院で開けるべき?

ファーストピアスは病院で開けるべき?
初めてピアスを開ける際に、自分で開ける(セルフピアス)か、病院で開けるか、悩む方は非常に多いです。
近年ではセルフピアス用のアイテムが広く流通していますが、ピアスを開ける際は、自分で開けても、トラブルが起こる可能性はないのでしょうか。
今回の記事では、ピアスの様々な開け方について、メリットやデメリットを詳しくご紹介していきます。

 

●ファーストピアスはどこで開けるべき?

●セルフ

セルフピアス

セルフピアスは、手頃な価格で、いつでも開けることができるというメリットがあります。 しかし、セルフでピアスを開ける際、耳の縁に近すぎる位置にピアスを通したり、太すぎるまたは重すぎるピアスを使用したりすると、ピアスホールに傷ができる原因になります。 ピアスホールに傷ができてしまった場合、しこりが残ったり、傷の部分から細菌に感染したりするリスク、炎症が生じるリスクがありますので、十分な注意が必要です。 さらに、セルフでピアスを開ける際、無理に力を入れすぎることによって、ピアスが皮膚に埋まってしまうというケースもあります。 この場合はすぐに医療機関を受診する必要がありますので、ご注意ください。 またセルフピアスのデメリットとして、力づくで開けようとしてしまうあまり、ピアスホールがななめに開いてしまうという点が挙げられます。 ピアスホールがななめになってしまうと、ピアスのモチーフが正面を向かず、見た目のイメージが想像と異なるというお悩みにつながってしまうため、注意が必要です。

●スタジオ

スタジオ

日本の法律上、ピアスを開ける行為は医療行為に該当します。 したがって、医師の在籍していないピアススタジオでピアスを開ける行為は、法律に違反しています。 またセルフピアスと同様に、「ピアスホールに炎症が起きてしまった」、「ピアスが穴に埋まってしまった」というトラブルが生じた際は、やはり医療機関で受診する必要があります。 「医師以外がピアスを開けることはできない」という点をしっかりと理解し、ピアススタジオの利用は控えるようにしてください。

●病院(クリニック)

病院(クリニック)であけるピアス

病院(クリニック)は、医師が在籍している医療機関です。 医療行為に該当するピアスを開ける処置を行うことのできる、唯一の場所といえます。 正しい知識を持っている医師がピアスを開けますので、ファーストピアスに適した素材のピアスを用い、また炎症や細菌感染のリスクを極力抑えながら、正しい位置にピアスを開けることができるというメリットがあります。 セルフピアスのように強い力を入れずとも、医師が適切に処置を行うことにより、痛みが少ないという特徴もあります。 ピアスを開けた後の消毒の方法や、トラブルが起こった時の対処法などに関する説明も丁寧で、緊急時にはスムーズに受診できるという点も、病院でファーストピアスを開ける上でのメリットです。 自費診療扱いになりますので、セルフピアスよりも費用が必要になることがあります。 ただし、医師が左右のバランスを確認しながら希望する場所に対して垂直に処置を行うことができるため、ピアスホールがななめにできてしまうというリスクは、軽減することができます。

●ファーストピアスは何科の病院?

ファーストピアスは何科の病院?

ファーストピアスの施術は、耳や身体(ボディピアス)のどちらにも対応している皮膚科や美容皮膚科で受けることができます。 特にファーストピアスを開けたい場合は、皮膚科、美容皮膚科での施術をおすすめしております。 ピアスを開けた後の耳たぶは非常にデリケートで、しっかりと処置を行っていても皮膚の炎症が起こる可能性があり、皮膚科であれば万が一のトラブル時に、すぐに受診できるというメリットがあります。 金属によるかぶれなどにも対応していますので、ファーストピアスを開ける際は、皮膚科、美容皮膚科での受診がおすすめです。

●病院でのファーストピアスのデザインは選べる?持ち込みは可能?

病院でのファーストピアスのデザインは選べる?持ち込みは可能?

ファーストピアスは、ピアスホールが安定するまでの1ヵ月~3ヵ月程度、適度な太さのあるファーストピアスをつけっぱなしにしておく必要があります。 またピアスホールが安定するまでの期間は、少しの刺激であっても傷口が化膿したり、ケロイドになってしまったりするリスクがあります。 そのため病院でファーストピアスを開ける際は、医療機関によって多少のデザインの違いはありますが、医療機関用のシンプルなファーストピアスの中から、お好きなデザインやカラーをお選びいただく形になります。 医療機関用のファーストピアスは、純チタン製のもの、医療用ステンレスを使用したもの、金属アレルギーの方でも使える樹脂製のものなど、長期の装着に適している素材のものが中心です。 持ち込みのピアスは禁止している医療機関が多いのでご注意ください。

 

●まとめ

ファーストピアスを開ける際は、無理な力が必要になる市販のピアッサー、医師法に抵触するピアススタジオ等を利用するのではなく、クリニックを含む病院を利用することをおすすめいたします。 病院でファーストピアスを開けることで、皮膚トラブルのリスクを軽減することができるほか、左右対象にまっすぐのピアスホールを形成することが可能になります。 またピアスホールが安定するまでの期間においても、すぐに相談しやすいというメリットがありますので、皮膚科でのピアス開けが特におすすめです。 ファーストピアスを開けたいとお考えの方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

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