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2024.11.29シミ取りレーザーはどれくらい痛い?
「年齢とともに増えるシミを何とかしたい!」と思われている方は多くいらっしゃいます。
一度できてしまったシミは自然に消えることはないため、「シミ取りレーザー」の施術に興味を持たれている方も多いでしょう。
けれども、シミ取りレーザーを検討している方の中には、治療を受ける際の「痛み」が気になる、という方も少なくありません。
この記事では、シミ取りレーザー治療中の痛みの感じ方やその対策について解説します。
痛みの感じ方は個人差がある
シミ取りレーザーは、お肌の気になるシミや色素沈着を効果的に改善する治療法です。
お肌のシミは多くの方が気になる症状ですが、「シミ取りレーザーって痛くないの?」と「レーザーの痛み」を心配されている方もいらっしゃいます。
レーザー治療の痛みの程度は、個人差があり、感じ方も異なります。
また、治療部位や使用するレーザーの種類によっても違いがあります。
一般的に、「軽いチクチク感」や「輪ゴムで軽く弾かれるような痛み」と表現されることが多いですが、皮膚が薄い部分や敏感な部分では、痛みを強く感じることがあるかもしれません。
痛みについて過度に心配する必要はありませんが、リラックスして治療を受けられるよう、疑問点や不安に感じていることなどは、カウンセリングの際にスタッフまでお気軽にお話しください。
痛みはどれくらい続く?
治療時に感じる痛みは一瞬で、その後すぐに引くことがほとんどです。
施術後に赤みや軽いヒリヒリ感を感じることがありますが、数時間から数日以内に治まるケースがほとんどです。
シミ取りレーザーで痛みを感じる3つの原因
シミ取りレーザーを行う際、なぜ痛みを感じるのでしょうか。
その原因は3つ考えられます。
レーザーの光エネルギーで熱を感じるため
シミができるおもな原因は紫外線です。
長時間紫外線を浴びることで肌がダメージを受け、メラニンが増加してシミの原因となります。
シミ取りレーザーが痛みを伴う理由は、このメラニン色素にレーザーが直接働きかけるからです。
レーザーがメラニンを破壊する際に、強い光エネルギーを照射することで、肌の浅い層で熱反応が起こるため、皮膚に熱が発生し痛みを感じることがあるのです。
肌の炎症反応
レーザー照射後、肌は一時的に炎症反応を起こします。
皮膚が軽いやけどのような状態になっているため、治療後にヒリツキ感や熱感を感じることもあります。
レーザー照射後は、施術箇所がかさぶたになる場合がほとんどです。
患部を摩擦や紫外線から守るためにテープを貼って保護するので、新しい皮膚ができるまでは、剥がさずに付けておきましょう。
かさぶたは、通常10~2週間日程度で自然に剥がれ落ちます。
2週間たってもかさぶた剥がれないこともありますが、無理に剥がすことのないようにしてください。
シミの深さと治療部位
シミが深い場合や、目の周りなどの皮膚が薄い部分では、痛みが強くなる傾向があります。
これは、レーザーが深い層まで到達してメラニンを破壊しているからです。
また、肌の厚さや敏感さによって、感じる痛みの強さが変わります。
使用するレーザーの種類によっても、痛みの強さが異なる場合があります。
シミ取りレーザーの痛みを和らげる5つの対策
当院では、シミ取りレーザーの治療時の痛みを軽減するために、さまざまな対策を行っています。
1.麻酔クリームの使用
取り放題の照射範囲が広い場合には事前に皮膚の表面に麻酔クリームを塗ることで、痛みを軽減することが可能です。
クリームが浸透するまで20〜30分ほどかかりますが、施術中の不快感を最小限に抑えることができます。
2.保冷剤で冷却
一般的に、レーザー治療時には肌を冷やしながら治療を行います。
照射前に保冷剤で冷やしながら照射することで、熱による痛みや不快感を軽減します。
3.リラックスした状態で施術を受ける
治療前に緊張していると、痛みを強く感じやすくなります。
心を落ち着かせてリラックスすることが、痛みの軽減にもつながります。
4.ダウンタイムの適切なケア
施術後の痛みを軽減するには、施術後の痛みや赤みなどの症状が改善し、普段通りの生活に戻れるまでの期間であるダウンタイムに、適切なケアを行うことが重要です。
施術後のケアについても当院では丁寧な説明をさせて頂いております。
シミ取りレーザーの痛みが心配な方はお気軽にご相談ください
シミ取りレーザーの痛みは、個人差がありますが、ほとんどの場合、耐えられないほどの痛みではなく、「チクッ」とした一瞬の刺激を感じる程度です。
とはいえ、治療部位や個人差によって感じ方は異なるため、不安を感じることもあるでしょう。
「みきなクリニック」では、麻酔クリームや保冷剤での冷却を併用することで、痛みを軽減しながら治療を受けることができます。
痛みが気になる方は、患者様に合った痛み対策をご提案いたしますので、施術前のカウンセリングで医師やスタッフまでお気軽にご相談ください。