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2024.09.06ほくろ除去は手術 or レーザー?
ほくろはその多くが茶色や黒色をしており、顔にあると特に「目立ってしまうので除去したい」と考える方が非常に多くいらっしゃいます。ほくろ除去の方法としては、メスを使った手術と、医療用レーザーを利用する治療の2種類がありますが、傷跡が目立ちにくい仕上がり、ダウンタイム、費用など手術とレーザーでどのように違うのでしょうか。
●ほくろの除去の種類
一般的なほくろの除去は、
・メスを用いる外科手術形式(切除縫合法)
・レーザー機器を用いる治療(炭酸ガスレーザー法)
の2種類です。
現代ではレーザー技術の発達により、短時間で施術が可能・周辺組織への影響が少ない・術後の皮膚修復が早いというメリットが大きいことから、炭酸ガスレーザーを用いた治療法が主流となっています。ただし大きく盛り上がったほくろ(隆起しているほくろ)や、深い部分にあるほくろは、レーザーで完全に除去することがむずかしいため、メスを用いた手術が最適なケースも多いです。
●仕上がりはどっちがキレイ?
ほくろ除去は、手術であってもレーザーであってもキレイに仕上がりますが、メスを用いた手術の場合は医師の手技により、縫合跡の程度が左右される場合があります。レーザーであれば、ほくろ以外の周辺組織に影響を与えることもなく、また照射部分も傷跡が残りにくいという特徴があります。レーザー治療後、1か月程度は強い赤みが残ることもありますが、3~6ヶ月経過すると、ほとんど周辺の皮膚との違いが分からなくなるほど目立たなくなります。
●痛みはどっち?
手術であってもレーザーであっても、局所麻酔を使用しますので、痛みはほとんどありません。 レーザー治療であれば傷も浅く、治療後に麻酔が切れてもほとんど痛みを感じないという方が多いです。 手術の場合は、麻酔が切れた後、そして後日の抜糸の際に、多少の痛みを感じる方もおられます。
●ダウンタイムは?
ほくろ除去をレーザーで行った場合、赤みが2週間程度残る場合がございます。 また施術後2週間は患部を医療用のテープで保護し適宜軟膏を塗布してください。 患部以外のメイクは施術後からすぐに可能で、シャワーや入浴も問題ありません。 2週間程度が経過し、新しい皮膚が形成された後は、紫外線対策として日焼け止めの塗布をお願いしております。 一方、手術によるほくろ除去を行った場合は、施術後の抜糸と、1~2ヵ月程度のテープ保護が必要となります。 術後の医療用テープによる患部保護・その後の紫外線対策などはレーザー治療と同様のケアで構いませんが、皮膚が再生し、傷口が安定するまで時間がかかりますので、その間はデリケートな患部に気を付けてお過ごしください。
●費用
ほくろ除去の費用は、ほくろの大きさ、形状、治療の種類により異なります。ご自身のほくろ除去の費用が分からなくて不安な方は、初診の無料カウンセリング・お見積りのみのご予約も可能です。なお当院では、お得な顔全体取り放題プランなどもご案内しております。大阪で、安全かつ安いほくろ除去をご希望の方は、是非一度当院までお問い合わせください。
●まとめ
ほくろ除去は、極端にほくろが大きい(5㎜以上)・周辺の皮膚と比較して、ほくろが大きく隆起している・ほくろの根が深い、といった場合を除き、レーザーで行うことをおすすめしています。 レーザーによるホクロ除去は傷が浅く短時間で可能なため、身体にかかる負担が少なく、痛みもほとんど感じません。 またダウンタイムも2週間前後と短く、傷跡がほぼ残らないこと、施術費用も比較的お手頃であることが、レーザー治療のメリットといえます。